2年生の総合実習で収穫用コンテナの洗浄を行いました。
2022年5月13日 13時38分2年生の総合実習で収穫用コンテナの洗浄を行いました。収穫したカンキツ類を貯蔵する中で、どうしても貯蔵病害である「青かび病」や「緑かび病」が発生してしまいます。その様相は、「特級呪物」といっても過言ではないほどオーラを放ちます。このカビの胞子がコンテナに付着したままでいると、次の収穫時の貯蔵病害につながるため、丁寧に洗浄します。また、宇和高産のカンキツは愛媛県GAP認証を取得しており、農薬・化学肥料を愛媛県栽培基準より3割削減しているため、コンテナの洗浄は特に有効です。
ちなみに、1果ごとに個包装されているカンキツは「紅八朔(べにはっさく)」です。1月に収穫したもので4か月常温で貯蔵しているものです。MA包装(Modified Atmosphereの略)という技術で、袋内を湿度50%、酸素濃度5%、二酸化炭素濃度5~10%に保つことで果実の呼吸を抑え鮮度を保つことができる自然に優しい技術です。