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大地と共に心を耕せ

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桜が丘通信2025

生物工学科の2年生がゲノム編集技術等のサイエンスコミュニケーションの講義を受講しました。

2022年6月28日 16時56分
生物工学科

生物工学科の2年生がゲノム編集技術等のサイエンスコミュニケーションの講義を受講しました。講師の横田先生は、農林水産省で官僚のお仕事をされていた方で、品種改良の最先端の研究分野を、とても分かりやすく教えていただきました。
品種改良の技術には、花粉による「交雑育種法」や変わり枝などの「突然変異」が有名ですが、今回は、「遺伝子組換え技術」や「ゲノム編集技術」による品種改良の手法についてや、これらの技術を使った農作物の世界や日本での動向についても学ぶことができました。高品質で高密度な学習機会を作っていただきありがとうございました。
「CRISPR/Cas9(クリスパーキャスナイン)」という2020年にノーベル化学賞を受賞したゲノム編集の新しい道具は、自然界でも起こりうる変異を、ゲノム配列の特定の場所に人為的に起こすことができます。(タイプ1)
すでに、日本でも実用化された事例として機能性成分のGABAを高蓄積するトマトや可食部増量マダイや高成長トラフグなどが登場しています。
ゲノム編集の価値は、すでに自然界にある特異な個体を発見することが重要です。例えば、可食部増量マダイは、ベルギーの筋骨隆々のウシの特性に着目したことで、開発されました。この牛は、自然界で起こる変異で筋肉の成長を抑制する遺伝子(ミオスタチン)が働かないことが分かり、それと同じ遺伝子をゲノム編集で働かなくすると、筋骨隆々のマダイとなりました。(可食部が2割増加)
生物多様性を保全することは、大切な遺伝子資源を守ることになり、未来の新品種開発のきっかけとなるかもしれません。




















総合学科関連情報

アグリビジネス系列 加工室の稼働

2025年10月24日 08時30分

 アグリビジネス系列の加工場には、新しい加工機器が設置され、稼働し始めました。来週の文化祭に向けてジャムやクッキー等の加工品をたくさん生産しています。加工室が整えば、衛生的な環境で、今までの3倍くらいの加工品を作ることができるようになります。

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えひめ県立学校進学フェア(大洲会場)

2025年10月19日 15時24分

 えひめ県立学校進学フェアが大洲市民会館で行われました。各ブースで県立高校への進学について個別相談を行いました。宇和高校のブースにも小学生から中学3年生まで、たくさんの人にお越しいただきました。

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