ブドウのジベレリン処理を行いました。
2019年5月28日 07時42分2・3年生の落葉果樹選択生が、ブドウのジベレリン処理を行いました。植物ホルモンのジベレリンは、通常、種子が完熟したあとに果実を肥大させるタイミングでブドウ自身が発現させます。これは、鳥などに種子を遠くに運んでもらうための戦略ですが、種なしブドウを作る時は、この性質をうまく利用して、人工的にジベレリン処理を行うことで、種子が完熟したときと同じシグナルを発することができ、種子がなくても果実が肥大します。
ちなみに赤いのは、無害な色粉で着色して処理した花がわかるように目印をつけています。