桜が丘通信

岩瀬川の水生生物調査を行いました。

2020年8月1日 10時50分
生物工学科

生物工学科の2年生が、総合的な探究の時間に、岩瀬川の水生生物調査を行いました。自然研究家の松田久司先生が来校され、「愛媛県南予地方 川虫ハンドブック」などを活用しながら捕まえた水生生物について観察を行いました。水のきれいなところに住む生き物や、有機物が豊富な川に住む生き物が両方確認できました。
松田先生から、「周辺に水田があり有機物に富んだ水が流れてくることはごく自然な事であり、大切なのは流入する有機物がその地域の生態系できちんと分解されることです。水がきれいなところに住む生き物が確認できるということは、きちんとそのバランスが保たれていると言えます。」と教えていただきました。
岩瀬川の水は宇和高校の水田に引き込んでいる水なので、持続可能な環境や農業の大切さを改めて学ぶことができました。ありがとうございました。
<今回確認した水生生物>コヤマトンボ、コオニヤンマ、タモロコ、トビケラの仲間、ミズムシ、ドンコ、ヒゲナガカワトビケラ、カワヨシノボリ(雌・雄)、サワガニ、カワムツ、ミゾレヌマエビ、テナガエビ、ガガンボ、etc