春休みの実習で、カンキツの接ぎ木苗の移殖を行いました。
2019年3月21日 13時03分春休みの実習で、常緑果樹班の1、2年生がカンキツの接ぎ木苗の移殖を行いました。宮川早生50本、興津早生10本、甘平と紅まどんな(愛媛果試第28号)をそれぞれ15本ずつ、計90本の苗木を移植しました。来年度末には、宮川早生の園地を若い苗木に更新する予定です。
日本で栽培されている、カンキツ類の接ぎ木苗の台木は90%以上が「カラタチ」という台木です。オーラプテンという成分を多く含み、CTV(カンキツトリステザウイルス)に対して抵抗性を持っています。この台木に、育てたい品種を接合することで抵抗性を持たせることができます。
ハウス内の甘平は、早くも花芽が成長しています。来年度からは、愛媛県GAP認証の認定農産物として販売する予定なのでどうぞよろしくお願いします。「愛媛産には愛がある」