愛媛県産業技術研究所で見学研修を行いました。
2018年11月26日 18時23分生物工学科2年生の19名が、愛媛県産業技術研究所で見学研修を行いました。ものづくりマイスターの田中先生から製パン、製めんについて学び、研究所での施設・設備の説明をセンター長の大野さんにしていただきました。
新素材として注目されているセルロースナノファイバーの実験装置や、食品の冷却時に0℃の通過温度を短縮して氷の結晶による損傷を抑える誘電フリーザー、ガス置換包装機(窒素ガス)など様々な食品業界の設備を見せていただきました。
さまざまな企業が、愛媛県の特産品を活用して研究を行っていることを知りました。なかには、「宇宙的な」研究をされている企業もあり驚きました。
みかんブリ」の刺身からは本当にカンキツの香り成分であるリモネンが検出されておりカンキツの香りがするそうです。また抗酸化成分のおかげで鮮度が長持ちするそうです。
食品製造分野は、日本の産業界で3番以内(28兆円)に常に入るほど巨大な産業であり、将来仕事として携わるかもしれない分野だと、この研修で強く実感しました。