桜が丘通信

地域の史跡(松葉城と黒瀬城)

2019年12月3日 18時24分

 戦国時代に南予地方を治めていた西園寺氏の居城、松葉城の遺構です。登山道を登れば、入り口に階段があり、本丸に通じています。眺望は抜群で、石城方面が遠望できます。情勢が厳しくなり、西園寺氏は、松葉城から黒瀬城に居城を移します。特に長宗我部氏の侵入が激しくなります。黒瀬城の左下に、西予市庁舎が遠望できます。

 黒瀬城は、郭が段状に連なっており、帯郭も残っています。三の郭からの市街の眺望がすばらしく、松葉城址とその続きの山の中腹下にある米博物館や中町の開明学校もよく見えます。戦国時代の土塁もよく残っており、切り通しの遺構もあります。