塔和子顕彰事業(大島青松園訪問事業)参加報告
2024年8月26日 18時40分8月26日(月)教職員人権・同和教育研修会において、人権委員を代表して委員長の藤原さん・委員の兵頭さんが「塔和子顕彰事業(大島青松園訪問事業)」の参加報告を行いました。事前研修会・大島青松園までの移動・社会交流館の見学・入所者(松本常二さん)の体験談・納骨堂をはじめとする施設見学などで目にしたこと、感じたことを報告した後、まとめとして感想を発表しました。限られた時間でしたが、経験したことを伝えられたと思います。
<感想の一部>
「家族に迷惑をかけないために、縁を切って入所していたことに衝撃を受けた」「常二さんの自分たちが受けていた差別を聞き、また常二さんの差別のない社会をつくって欲しいというメッセージより、改めて差別を繰り返してはいけないと感じた」「亡くなっても(骨になっても)、故郷(の墓)に帰ることができないことに心が苦しくなった」「もし私が当時の人々の立場であれば差別をしてしまうかもしれないと感じた。差別は知らないという恐怖から生まれると思うため、まずは知ることから始めたい」
台風の進路が心配ですが、8月30日(金)から9月1日(日)にかけて、東京都で開催される全国高校生・青年集会に野村高校の人権委員と参加し、体験をしたことを人権集会で報告したいと思います。