桜が丘通信

心温まる「西予市人権のつどい2024」

2024年8月13日 09時10分

 810日(土)西予市宇和文化会館で開催された「西予市人権のつどい2024」に、人権委員・教職員が参加しました。オープニングセレモニーは宇和特別支援学校生による心温まる合唱でした。その後、市内小・中・高・特支の児童・生徒による人権標語の発表が行われました。本校からは、3年2組の中井さんが思いを込めて発表することができました。講演会では、まず娘の翔子さんが揮毫(きごう)を行い、「共に生きる」を力強く書き上げました。次に「ダウン症の娘と共に生きて」を主題に母親の金沢泰子さんの講演が行われました。泰子さんは、生まれてきてくれた娘に治らない障がいがあると知り絶望するも、純粋な魂のまま育ち、母を愛し、今を精一杯生きる娘に幸せをもらい、強く前向きに共に生きてこられました。生徒の感想には「翔子さんの障がいはきっと、不幸ではなく希望を見つけさせてくれた幸せだったのではないかと思いました」と書かれていました。また、翔子さんと泰子さんが会場全体を温かく包み込んでいました。閉会後、主催していただいた愛媛県人権教育協議会西予支部・西予市社会福祉部人権啓発課の方々と記念撮影をしました。

人権標語中井人権委員集合写真