桜が丘通信2025

アミラーゼとプロテアーゼを生産する菌のスクリーニング結果が出ました。

2018年7月22日 16時21分
生物工学科

アミラーゼ生産菌のスクリーニング培地に、土壌を希釈した液を画線して1週間ほど経った状態です。微生物のコロニーが形成されている培地に、うがい薬のイソジンをかけると、成分のヨードがヨウ素液と同じ働きをしてくれます。青紫色に染まったところはデンプンがまだ残っているところ。白いままの所はデンプンがアミラーゼによって分解されています。
プロテアーゼ生産菌用の培地は、スキムミルクで白く濁っていたものが、プロテアーゼによって分解され透明になっていることが確認できました。
微生物の生産する酵素は、さまざまな産業で幅広く活用されていますが、最も大きい需要は、洗濯用洗剤の「酵素」です。日本だけで、年間2000億円以上も使われているこの酵素は、冬場の4℃前後の水温から夏場の35℃前後の水温でも働く優れた性能を持っています。
「バイオテクノロジーの父」と呼ばれる高峰譲吉氏は、「タカジアスターゼ」という名で、コウジカビから抽出した「アミラーゼ」を世界で初めて微生物から作られた薬として販売しました。微生物に大きな可能性とロマンを感じます。
 

 

 

総合学科スタート

情報マネジメント系列 情報教室工事③

2025年6月8日 08時00分

 情報マネジメント系列で学ぶためのハイスペックパソコンが設置される教室の工事も進んでいます。一週間前まで何もなかった情報教室には、壁ができました。新しい資材もどんどん運び込まれています。

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スポーツキャリアデザイン系列 なぜ旧部室棟は撤去?

2025年6月7日 07時00分

 6月5日の朝の写真です。本校総合学科のスタート(令和8年4月)に向けて、第二体育館・トレーニングルームの隣(裏門側)に、フィットネススタジオが新設されます。その建設地のさらに隣(裏門側)にある、卓球部やバドミントン部が使用していた部室棟が撤去され始めました。これは、現在ある体育館、第二体育館・トレーニングルーム、そしてフィットネススタジオに、エアコンを新設するためです。完成した後は、これまで以上に、夏の暑い日でも、思い切って運動やスポーツに励むことができます。卓球部やバドミントン部は、グラウンド西側の部室棟に部室を移し、元気よく毎日練習を続けています。

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西予CATV「行政情報番組」にも紹介されます①

2025年6月6日 07時00分

 本校総合学科の4つの系列について、西予CATV「行政情報番組」(7月1~14日放送予定)の中で紹介されます。6月5日の5限目に、その系列の一つ、「文理探究」系列の学びとして、生物実験室での「植物からDNAを抽出しよう」の授業が取材(カメラ撮影)を受けましました。

 冷凍したブロッコリーをはさみで切ったりペースト状にすりつぶしたり等の実験の工程を、真剣に、丁寧に、かつ楽しそうに取り組む生徒たちの姿が、どのテーブルにもありました。

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