紅八朔のMA(Modified Atmosphere)包装を行いました。
2019年1月31日 17時23分2年生の常緑果樹専攻生、紅八朔のMA(Modified Atmosphere)包装を行いました。
12月16日に収穫して、約1か月予措(よそ)を行い、果実重量の5%水分を減少させます。こうすることで酸度を調整し、貯蔵性を高めます。次に貯蔵に入るために「Pプラス」というMA包装用の特殊なフィルムでできた袋に紅八朔を個包装していきます。
「Pプラス」は、フィルムの透過性と青果物自身が行う呼吸とのバランスにより、袋内を少しずつ「低酸素・高二酸化炭素」の状態にしてくれます。果実の呼吸量を最小限に抑えることで鮮度を驚くほど長く保つことができます。
大規模なCA(Controlled Atmosphere)貯蔵では、二酸化炭素の濃度を高める装置や、大規模な冷蔵庫が必要なのに対し、MA包装は特殊なフィルムのみで、同じような効果があるのでとってもエコロジーです!