「食塩濃度20%以上では、ほとんどの微生物は増殖できない」のか実験しました。その結果・・・。
2018年6月24日 13時27分3年前に、現在の生物工学科の3年生が1年生のころ、ダイコンの切片を塩漬け(食塩濃度0%、5%、10%、15%、20%)にして実験を開始しました。常温で3年間放置した結果、目視で20%の食塩水に付けた切片のみ無事でした。
浸透圧が高く、水分活性(AW)が0,8以下に保たれていることで微生物の増殖が抑えられています。
「梅干し作り」の食塩の分量を「食品製造」の教科書で調べると、やはり20%になっていました。(最近は減塩のものが主流ですが)江戸時代の梅干しが腐らずに残っているのも納得です。
<3年前>
<およそ3年後>