3年生の課題研究で、網室のジネンジョが順調に成長しているので、節培養によるマイクロチューバの増殖に挑戦してみました。
2021年10月3日 08時43分3年生の課題研究で、網室のジネンジョが順調に成長しているので、節培養による試験管内でのマイクロチューバ(ムカゴ)の増殖に挑戦してみました。ホルモンフリーのMS培地に、ジネンジョのツルを調整・殺菌して試験管内で無菌的に脇芽を成長させてみました。(培養条件:23℃一定、24時間照明)
2週間ほどで、切片に変化が見られ、脇芽部分にマイクロチューバが形成されていることが確認できました。ムカゴは栄養器官なので、親株と全く同じクローンの個体を得ることができます。今後、網室の改良やRT-PCRによるウイルス検定などを行い、試験管内で「原原種ムカゴ」を培養し、網室で「原種種芋」を増殖させ、ウイルスフリー苗の増殖について研究していきます。
2週間後