桜が丘通信

3年生の桜が丘タイムで自動潅水装置について学びました。

2020年1月24日 09時33分
学校生活

3年生の桜が丘タイムで自動潅水装置について学びました。農場の自動潅水装置は「PIC(ピック)」というマイコンでコントロールされています。年間7万ポットの花苗を生産する圃場では、灌水が不可欠ですが、一度にすべての圃場を灌水することは水圧の関係でできません。そのため灌水経路を切り替えながら行うのですが、人力でこの切り替えをすると、それだけで2時間以上かかってしまいます。そのため電磁弁とタイマー、PICを活用して、自動で経路を切り替え、灌水時間についても調整できるようになっています。①雨の日は灌水しない。②決められた時間ごとにリレーを切り替え灌水する。③必要な時は現場でダイヤル調整し、経路ごとに冠水時間を調整する。という3つの制御が行われていました。
Arduinoもブートオンリセット(電源が入るとプログラムが自動で実行される機能)が備わっているので、タイマー付きコンセントとリレーを活用することで、まず、②の制御についてはできそうです。