桜が丘通信

ちなみに、立間分教場カンキツ園の消火器も「蓄圧式(ちくあつしき)」です。

2019年12月13日 17時22分
生物工学科

ちなみに、立間分教場カンキツ園の消火器は「蓄圧式(ちくあつしき)」です。
避難訓練などでもおなじみの粉末ABC消火器は、普通火災、油火災、電気火災のすべてに対応する優れた性能を持っていますが、従来型のものは「加圧式(かあつしき)」で、消火器の中に別体のボンベがあり、ピンを抜いてレバーを握ると瞬間的に加圧されて粉末が放出されるタイプでした。近年このタイプが無くなってきているのは、ボンベの腐食などでいざという時に、急激に加圧するとボンベが破裂するなど、別のリスクが発生する可能性があるからだそうです。
宇和高校で配備されている「蓄圧式」は常にボンベ内に圧力がかかっているので、圧力の変化が少なく、いざという時にも安心して使えるそうです。見分け方は簡単で、点検のための圧力ゲージがついているものが「蓄圧式消火器」です。防災士の講習会で教えてもらいました。廊下で見かけたら少し意識して見てほしいポイントです。