桜が丘通信2025

土佐文旦の受粉樹として「はるか」を定植しました。

2019年4月10日 16時49分
生物工学科

3年生の果樹選択生が、土佐文旦の受粉樹として「はるか」を定植しました。カンキツ類は単為結果性の強い性質がありますが、土佐文旦は他家受粉の方が果実の肥大が良くなります。
ちなみに、「はるか」は日向夏(ヒウガナツ)の偶発実生と言われています。近年、ゲノム解析の技術が進歩し、カンキツ類の品種である、「オレンジ」や「クレメンティン」、「ウンシュウミカン」などの全ゲノム配列が特定されています。データーベースを活用することで、品種ごとのわずかな配列の違いを検出できるようになっています。(世界で流通するカンキツ類は、14の先祖品種に由来するそうです。)
この技術を応用すれば、病気に強くしたり、機能性成分の「β-クリプトキサンチン」などが多く含まれるよう品種改良のスピードアップが可能だと言われています。
 

 

 

総合学科スタート

Q1.総合学科になって、今の普通科と生物工学科の学びはどうなるのでしょうか。

2025年12月15日 10時26分

A1.今の普通科と生物工学科の学びをしっかりと受け継ぎます。そして、新たな学びを加えて、パワーアップします。
 現在(いま)の宇和高校には、Ⅰ型とⅡ型からなる普通科2クラスと生物工学科の1クラスがあり、定員は120名です。総合学科がスタートすると2年生からは、普通科Ⅰ型を受け継ぎ情報科目を充実させる情報マネジメント系列、普通科Ⅱ型を受け継ぐ文理探究系列、生物工学科を受け継ぐアグリビジネス系列、そして全く新しいスポーツキャリアデザイン系列に分かれます。つまり、宇和高校の総合学科とはまるっきり新しいものに変わるのではなく、今を「受け継ぐ学び」と「新しい学び」からから成る学科です。そして、今と同じ120名が定員で4つの系列になるので、今以上に細かく充実した学びと、一人一人に行き届く丁寧な指導が実現されます。

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スポーツキャリアデザイン系列~工事が進んでいます③~

2025年12月10日 10時00分

 12月10日の様子です。新設される「フィットネススタジオ」の建設が本格的に始まりました。まずは基礎の部分の工事を行っています。少しずつ鉄筋が運ばれきて、その設置が進んでいます。今後も、工事の進捗状況を随時お知らせいたします。引き続きホームページを御覧いただき、その様子を御確認ください。

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