桜が丘通信2025

生物工学科の2年生が校外見学研修を行い、農林水産研究所、果樹研究センター、愛媛県立農業大学校の3か所で学びました。

2021年11月19日 15時07分
生物工学科

生物工学科の2年生が校外見学研修を行い、農林水産研究所、果樹研究センター、愛媛県立農業大学校の3か所で学びました。複合環境制御温室では、イチゴの高設栽培による「紅い雫」などの試験栽培がおこなわれており、局所的な炭酸ガス施肥や飽差コントロールなど最新の栽培技術を学びました。
果樹研究センターでは、愛媛県の奨励品種である甘平や紅まどんな、紅プリンセスだけではなく、さまざまな品種改良などの研究がおこなわれていることを学びました。自動化に向け、作業機械の自走できる農道幅を確保した新しい圃場の形態などについても研究されていました。
県立農業大学校では、学校の学習内容などを詳しく知ることができ、先輩が活躍している姿を見ることができました。
天候にも恵まれ、有意義な研修を行うことができました。ありがとうございました。





































総合学科スタート

Q2.「アグリビジネス」系列の「新しい学び」とはどのようなものでしょうか。

2025年12月16日 08時30分

A2.地域の農業が抱える課題の解決のために、6次産業化、農業DXについての学びを充実させます。

 近年、農業は高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などの深刻な課題に直面しています。そこで、6次産業化の学びとして新たに生産・加工の学び(「地域資源活用」)を加えて地元資源を活かした商品開発を行い、営業許可を取得した上で商品の販売まで行います。また、農業DXの学びとしてセンサーやAIを活用したスマート農業に取り組み、ドローンも活用しながら効率的な栽培や管理の方法も学びます。

変更1アグリ

Q1.総合学科になって、今の普通科と生物工学科の学びはどうなるのでしょうか。

2025年12月15日 10時26分

A1.今の普通科と生物工学科の学びをしっかりと受け継ぎます。そして、新たな学びを加えて、パワーアップします。
 現在(いま)の宇和高校には、Ⅰ型とⅡ型からなる普通科2クラスと生物工学科の1クラスがあり、定員は120名です。総合学科がスタートすると2年生からは、普通科Ⅰ型を受け継ぎ情報科目を充実させる情報マネジメント系列、普通科Ⅱ型を受け継ぐ文理探究系列、生物工学科を受け継ぐアグリビジネス系列、そして全く新しいスポーツキャリアデザイン系列に分かれます。つまり、宇和高校の総合学科とはまるっきり新しいものに変わるのではなく、今を「受け継ぐ学び」と「新しい学び」からから成る学科です。そして、今と同じ120名が定員で4つの系列になるので、今以上に細かく充実した学びと、一人一人に行き届く丁寧な指導が実現されます。

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