桜が丘通信2025

凜と咲くアンネのバラ

2020年11月13日 11時27分

 寒さが日増しに厳しくなってきましたが、本校の正面玄関前には、福山市ホロコースト記念館から寄贈された、アンネのバラが一輪、きれいに咲いています。凜とした美しさを際立たせる黄色いバラ。その一方で、孤高の一輪のバラの花に「あなたはひとりじゃない」と伝えるように、もう一輪がつぼみ付けて新しい花を咲かせる準備をしています。厳しい環境にも関わらず、必死で自らの命を輝かせている花の姿を見ていると、なんだか勇気が湧いてきます。

総合学科スタート

Q3.宇和町内外において、生徒の皆さんが地域の方々と交流しながら活動する姿はこれからも見られますか。

2025年12月17日 08時30分

A3.もちろんこれまでと同様に、地域との連携を大切にする活動を続けるので見られます。

 本校には、自慢の県下1、2を誇る広大な農場や果樹園があります。そこでの生産・栽培の活動もしっかりと続けます。そして、生産した野菜や果物を、リヤカーを引いて地域に飛び出し、地域の方々と関わりながら販売実習も続けていきます。これからも地域との連携を大切にしながら、課題解決のための新しい農業教育も実践していきます。そして、幅広い視野を持った地域を支えるリーダーの育成を目指します。

変更2アグリ

Q2.「アグリビジネス」系列の「新しい学び」とはどのようなものでしょうか。

2025年12月16日 08時30分

A2.地域の農業が抱える課題の解決のために、6次産業化、農業DXについての学びを充実させます。

 近年、農業は高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などの深刻な課題に直面しています。そこで、6次産業化の学びとして新たに生産・加工の学び(「地域資源活用」)を加えて地元資源を活かした商品開発を行い、営業許可を取得した上で商品の販売まで行います。また、農業DXの学びとしてセンサーやAIを活用したスマート農業に取り組み、ドローンも活用しながら効率的な栽培や管理の方法も学びます。

変更1アグリ