校長 中井
 校長 中井 一浩

  平成29年4月1日、校長として着任いたしました中井一浩です。

 西条高校から参りましたが、宇和島市吉田町のミカン農家の生まれです。大学では理学部生物学科で植物学を専攻し、理科(生物)の教員になりました。

 初任は創設期の伊予高校、次に南予に帰って宇和島水産高校、大洲高校、宇和島東高校で勤務し、総合教育センターへ。県立中学校ができる頃に教育センターを出て、松山西中学校、中等教育学校で自身二度目の学校作りを経験しました。この後、大洲高校肱川分校と松山南高校砥部分校を経験し、西条高校、そして宇和高校です。久しぶりに南予に帰ってくることができ、非常に嬉しく思っています。

 しかし、南予の生徒数の減少は想像を超えるものでした。宇和高校の卒業生が最も多かったのは、51年前の昭和41年。459名でした。それがこの3月は82名まで減少しています。現在、一学年の学級数は普通科2、生物工学科1です。

 昔と比べると、学校の規模は小さくなっているものの、生徒の元気のいい挨拶や、式典や授業での真剣な態度、部活動にひたむきに取り組む姿など、素晴らしい学校であることは変わりません。今の宇和高生のため、未来の宇和高校と西予市、南予のため、生徒、教職員、保護者の方々が力を合わせて歩み続けられるよう、微力ながら、知恵を絞り、汗を流していきたいと思います。

 「大地とともに心を耕せ」という学校訓の“大地”には“この地”、“この町”という意味があるはずです。学校で学び、学んだことを地域のために役立て、地域を豊かにすることによって自分自身も心豊かに成長していく。私はそういう教育を進めていきたいと考えています。どうか地域の皆様、同窓生の皆様、宇和高校のためお力をお貸しくださいますようお願いいたします。